週末ひとりTATTAマラソン参加
昨日5月30日は、ランニングポータル「ランネット」主催の「週末ひとりTATTAマラソン」フルマラソンの部に参加しました。
こんな大会です。
https://www.r-bies.or.jp/solomarathon/
これはみんなで集まって走るマラソン大会ではありません。
スマホGPSアプリ「TATTA」を使って各自でランを記録し、42.195キロのタイムを競うバーチャルマラソン大会です。
現地への移動やランナーが密集することがないため、新型コロナウイルスへの感染リスクがありません。
スマホさえあれば全国どこからでも参加可能です。
当日は朝から晴天。
突き抜けるような青空に、夏を感じさせる雲が広がっていました。
バーチャルとはいえ、久しぶりのマラソン大会出走。
フルマラソンを走るのは、昨年12月の袋井クラウンメロンマラソン以来です。
結果は、かなり暑くてバテましたが約5時間で無事完走。
途中歩いたり休んだりしながら、無理せず、のんびりとランを楽しむことができました。
普段のマラソン大会なら、たくさんのランナーに囲まれ、沿道の声援を受けて、テンションもペースも上がり気味です。
でも今回は一人。
走った5時間は、じっくり自分に向き合う貴重な体験となりました。
今回も、いつもの海沿いコースを走りました。
目に映るのは、紺碧の海とどこまでも続く青空、
中空にすっと光る雲、水平線近くをゆっくり進む船。
眩い光線に包まれ、自分さえ白く光って空気に溶けていきそうに思えます。
走っている間は、景色を眺めるだけではありません。
時には音楽のボリュームを上げ、3メートル先の地面をじっと見つめて、様々なことに思いを巡らせます。
家族や仕事のこと、現在、過去、未来のあれこれ、
つまらない妄想などなど。
シリアスなことから、どうでも良いことまで、
自分が何をしてきて、これからどうしたいのか。
距離を積むと次第に足は重くなり体はどんどんきつくなりますが、なぜか心はほぐれていきます。
五感は海に向かい、不思議な感覚が押し寄せました。
心に掛かっていた鬱屈の霧が、みるみる晴れていきます。
しっかりと自分を見つめ直し、気持ちの整理ができたからでしょうか。
そしてゴール。
42.195キロを走りきりました。
かなり疲れましたが、達成感に満ち溢れて爽快です。
本当のマラソン大会を完走したのと同じ気分でした。
そしてシャワーを浴びたら自分へのご褒美、当然ビールで乾杯です。
目の奥が痛くなるくらい、キンキンに冷やしたビールが好き。
冷たさが喉を染み透っていく瞬間は、何物にも代えがたい至福のときです。
今回の失敗と言えば、UVケアを全くしなかったこと。
日焼けが酷いことになってしまいました。
昨夜は体に熱がこもってしまい全然眠れませんでした。
久しぶりに「冷えピタ」をおデコに貼って寝ました。