今日は石津浜海浜公園で夕方ラン
今日は石津浜海浜公園で夕方ラン。
夕日に照らされた秀麗な富士が、海の向こうに佇んでいた。
薄紫に染まった東の空には、青白い月がぽっかりと浮かんでいる。
西の空では沈みかけの太陽が、力なく陰鬱な光を投げている。
すべてのものの影は引き伸ばされ、世界は光と影に塗り分けられた。
やがて夜の帳が下りてくると、月は徐々に明るさを増し、冴えた光を放ち出す。
公園の樹木や芝生の一つ一つに、仄かな冷たい灯りを灯していった。
久しぶりの京都ラン
今日は久しぶりの京都ランです。
北区鷹ヶ峯にある娘のアパートを起点に、ランニングで洛北の名所をまわりました。
今日回ったのは、北山周辺の大蛇伝説残る深泥池、庭が美しい圓通寺と妙満寺、縁結びのパワースポットで有名な貴船神社。走行距離は約25キロです。
素晴らしい秋晴れの中、とても気持ち良く走れました。
貴船は観光客がやや多かったですが、他は閑散としていました。観光バスは、1台も見ませんでした。紅葉前とは言え、旅行シーズンの11月なのに寂しい限りです。
あと、叡山電車が7月の土砂崩れの影響で、市原駅から鞍馬駅までが現在運休しています。これから紅葉のシーズンで混雑してくると、鞍馬や貴船へのアクセスが大変そうです。名物のもみじのトンネルも、不通区間になるのでとても残念です。
明日は生憎の雨なので、車で高雄へ出かけようと思います。
週末ひとりTATTAマラソン参加
昨日5月30日は、ランニングポータル「ランネット」主催の「週末ひとりTATTAマラソン」フルマラソンの部に参加しました。
こんな大会です。
https://www.r-bies.or.jp/solomarathon/
これはみんなで集まって走るマラソン大会ではありません。
スマホGPSアプリ「TATTA」を使って各自でランを記録し、42.195キロのタイムを競うバーチャルマラソン大会です。
現地への移動やランナーが密集することがないため、新型コロナウイルスへの感染リスクがありません。
スマホさえあれば全国どこからでも参加可能です。
当日は朝から晴天。
突き抜けるような青空に、夏を感じさせる雲が広がっていました。
バーチャルとはいえ、久しぶりのマラソン大会出走。
フルマラソンを走るのは、昨年12月の袋井クラウンメロンマラソン以来です。
結果は、かなり暑くてバテましたが約5時間で無事完走。
途中歩いたり休んだりしながら、無理せず、のんびりとランを楽しむことができました。
普段のマラソン大会なら、たくさんのランナーに囲まれ、沿道の声援を受けて、テンションもペースも上がり気味です。
でも今回は一人。
走った5時間は、じっくり自分に向き合う貴重な体験となりました。
今回も、いつもの海沿いコースを走りました。
目に映るのは、紺碧の海とどこまでも続く青空、
中空にすっと光る雲、水平線近くをゆっくり進む船。
眩い光線に包まれ、自分さえ白く光って空気に溶けていきそうに思えます。
走っている間は、景色を眺めるだけではありません。
時には音楽のボリュームを上げ、3メートル先の地面をじっと見つめて、様々なことに思いを巡らせます。
家族や仕事のこと、現在、過去、未来のあれこれ、
つまらない妄想などなど。
シリアスなことから、どうでも良いことまで、
自分が何をしてきて、これからどうしたいのか。
距離を積むと次第に足は重くなり体はどんどんきつくなりますが、なぜか心はほぐれていきます。
五感は海に向かい、不思議な感覚が押し寄せました。
心に掛かっていた鬱屈の霧が、みるみる晴れていきます。
しっかりと自分を見つめ直し、気持ちの整理ができたからでしょうか。
そしてゴール。
42.195キロを走りきりました。
かなり疲れましたが、達成感に満ち溢れて爽快です。
本当のマラソン大会を完走したのと同じ気分でした。
そしてシャワーを浴びたら自分へのご褒美、当然ビールで乾杯です。
目の奥が痛くなるくらい、キンキンに冷やしたビールが好き。
冷たさが喉を染み透っていく瞬間は、何物にも代えがたい至福のときです。
今回の失敗と言えば、UVケアを全くしなかったこと。
日焼けが酷いことになってしまいました。
昨夜は体に熱がこもってしまい全然眠れませんでした。
久しぶりに「冷えピタ」をおデコに貼って寝ました。
iPhoneSEに機種変更しました。
携帯電話の機種変更をしました。
今回は、全てオンラインで手続きしました。
手数料もかからず、お店に行く手間も無くてとても楽だったです。
今回手に入れたのは、iPhoneの最新機種SEです。
僕はアップル大好きなので、iPhone3G以来ずっとiPhoneを使用しています。
3G発売年は2008年なので、12年間iPhone一筋と言うことになります。
先日部屋の掃除をしていたら、そのiPhone3Gよりさらに前に使っていたスマートフォンが出てきました。
2006年発売の台湾hTc製SoftBank X01HT。
僕が初めて買ったスマートフォンです。
OSはWindows Mobileで、ワードやエクセルも搭載されています。
スライドすると、パソコンと同じQWERTY配列のキーボードがニョキッと出てくるメカニカルな感じが好きで、用もないので出したり引っこめたりカチャカチャやっていたのを覚えています。
携帯電話でWi-Fiが使えたりPCメールを受信できたり、今では当たり前ですが当時は画期的でした。
iPhoneも販売される前で、スマートフォンと言う言葉もまだ一般的ではないガラケーの全盛期です。
当時のガラケーは小型・軽量化が進んでいて、X01HTの無骨なゴロッとしたフォルムは異色でした。
友達に「スマートフォンだよ」と得意げに見せたら
「なにそれヒゲ剃りかと思った。全然スマートじゃないじゃんwww」と言われガックリしたのは懐かしい思い出です。
もっとも機能が複雑で、スマートに使いこなせているとは、とても言えませんでしたが、、、
でも子供のころ空想した「未来」を感じて、とても楽しい気持ちでした。
ドラえもんのひみつ道具を手に入れたような気分で、持っているだけで満足していました。
走りすぎでダウン
今日は、久しぶりに走りました。
5月15日以来なので6日ぶりです。
実は少し体調を崩してしまい、ここのところダウンしていました。
原因は、多分走りすぎによる過労です。
以前は、月間走行距離100キロそこそこだったのに、先月は200キロ走りました。
今月は15日までで160キロを越えていて、月間300キロ以上走ってしまうペースでした。
以前痛い目にあったので、ストレッチは十分にしていて、ギックリ腰対策は万全でした。
でも逆に、そこでブレーキがかからず裏目に出てしまいました。
スタート前はやや調子悪いなと感じても、走り出すと体も気持ちもだんだん軽くなってきて、もう少しと予定以上に走ってしまうことが度々でした。
アクセルを緩めることができず、ずっと全開状態だったのです。
脳のしくみ的には、依存症に近かったのかもしれません。
何事も、やりすぎると体に悪いことを身をもって実践した形です。
これからは体調に気をつけながら、ぼちぼちやって行こうと思いました。
それにしても、今日改めて実感しましたが、走るのって本当に気持ち良いです。
腕に足に、力を込める度、体にまとわり付いたストレスが離れて行く感じ。
今日は1時間走っただけですが、何と無く充実した一日を過ごした気がしてしまいます。
走れない間はネガティブな考えに心が支配されていましたが、すっかり気持ちは軽くなりました。
今日は風がとても強かったですが、追い風は力強く体を押してくれるように、向かい風は前傾になった体を優しく支えてくれているように感じました。
ユキノシタの花
庭の隅をふと見ると、白い可愛らしい花が咲いていました。
何の花だろうと根元を見ると、そこには見慣れたユキノシタの葉が。
僕にとってユキノシタは、湿気が多い日陰に群生するありふれた植物です。
100円ショップで売られているインテリア用イミテーショングリーンのイメージが強く、安っぽい感じです。
普段は全く気に留めていませんでした。
それが、こんな可憐な花を咲かせるんですね。
恥ずかしながら、花を見るのは初めてです。
日陰で控えめに咲く姿は、近くで見るととても美しい。
風が吹くと、たくさんのバレリーナが群れをなし、揺れ、楽しげに踊っているようです。
たっぷりと花を咲かせて華やかに一面を彩るネモフィラや芝桜とは違う、優美な魅力に溢れていました。
花言葉を調べると「好感、恋心、博愛、切実な愛情、深い愛情」どれも恋や愛にちなむ言葉です。
昔の人は「雪の下」で、こんなロマンチックな言葉を思い浮かべたんですね。
一瞬にして「雪の下」のイメージが変わりました。
地味だと思っていた山野草に、こんな素敵な世界が隠れていたことを気づかされました。
よく見渡せば、世の中は様々な「癒し」で満ち溢れているのかもしれません。
しかしどう受け取るかは、いつも自分の心が決めるのです。